『いい感じのらくがき』を描こうシリーズ第5回は、『ゴブリンスレイヤー』より妖精弓手です。
ゴブリンスレイヤーは、ぬこじゃむと同じくダークな世界観じゃむ!
世界どころか背景もろくに描いてないくせに……
前々から、ファンタジー系の装備を描けるようになりたいなと思っていたんですよね。皮の手袋やベルトの金具をしっかり描くだけでも、クオリティーがぐんと上がる気がします。
なにより最近はちょっとした立体を描くのが楽しくなってきているので、妖精弓手の衣装が目に止まりました。
それでは描いていきます!
お絵描き開始!
全体スケッチ
まずは全体のバランスをみながらどんなデザインなのかを観察していきました。
皮手袋とかブカブカの外套とか、細い身体と組み合わせるとカッコいいですよね。しっかりとした素材のショートパンツ、それからヒザあて?の間に作り出されたあざとい絶対領域がすばらしい!
次は各パーツの観察です。
各部スケッチ
弓のデザインはすごく参考になりますね。立体感が分かりやすい。
あとは、大きな荷物をつるしている腰のベルト。このタイプの装備は見たことが無かったのでちょっと感動しました。どれくらい重いのだろう……。
籠手もゴツゴツしててカッコイイですね。
表情と顔パーツ
今回も顔の参考資料はアニメに絞りました。目の描きかたもシンプルなのでとにかくバランスをチェックしながらスケッチしています。
感情が表に出やすい元気っ子なので女子高生くらいの印象なのですが、ちょくちょく見せる真剣な表情には思慮深さを感じます。さすがは2000歳超え!
一番下の「ゲッ」って顔で笑ってしまう。
構図決め
今回の構図は悩みました。
上段三つが候補で、左から、
・こっちを指さした上目づかいキメポーズ
・弓を片手に振り返り
・足を崩して座ってめっちゃ笑顔
です。
両端の二つで決選投票しました。
形をとりつつ細かい部分を描いていき、今回はどちらの絵を描くか……けっこう悩みましたね。
人差し指を立てている方は戦闘用の装備で、奥行きや密度、躍動感も出しやすい構図です。
対して座っている方は、装備が少ないし奥行きなどもつけづらい……でも笑顔がめっちゃ好き。
勝負の行方は……
らくがきの下書き
はい、こっち!
弓とかマントとか籠手とか、描きたい装備は色々ありましたが、頭の中でキャラがいきいきとしているのに見過ごす手はありません。
このあと、頭の大きさや手の位置、足の長さなど色々調整をしていきまして――完成!
完成
手を前に出したままでもよかったのですが、ゴチャゴチャし過ぎたのでシンプルに。とはいえ服のデザインに十分な密度がありますから手抜き感はないかな。
リボンやベルトを真っ黒で塗ったので、いい具合に画面が締まって見えます。デザイン自体のバランスがいいんでしょうね。
腰ベルトと上着との間にのぞく素肌部分と、そのすき間にある立体感が個人的大好きポイントですw
ではでは今回はこのへんで!
次は2024年冬アニメのエルフを描きます。描けるかな……いや、描く!
次回もよろしくお願いしますv
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『ここ最近のアニメ』という縛りで今は描いていますが、推しキャラがいればぜひ教えていただければ嬉しいです。
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