1年間で新しい脳細胞が4千万個増える感謝の日記 その②

感謝の日記2 穴 ブログ記事

 脳細胞を増やせるという情報に食いついたぬこじゃむ。

 すでにトロけて取り返しのつかない脳だということを忘れたまま、早速『感謝日記』に手を出した!

 しかし、日記を読み返して黙り込んでしまう。

 ぬこじゃむに何が起きたのか……。

はじまるよ

本当に感謝してる?

 日記を見返し、ふと思ったのです。

「マインドマップは便利だけど、そこまで感謝してるかなぁ」

 ”弱い”というよりも”軽い”。

 たとえば、「本当に感謝してるのか?」と怖いおじさんに真顔で見つめられれば、

ごめんなさいもうしません

 としっぽを巻いて逃げるでしょう。

上辺だけでもいいと思うのです

 たとえ日記に書くのが上辺だけの感謝でも、頭の中身は変化します。

 行動し、習慣化すれば、一年後のぬこじゃむは『一年間感謝日記を続けた』ぬこじゃむになっているのですから。

 だとすれば脳細胞も変化しているはず。

 しかし、そこにはまだ余地がある気がしませんか?

 そう、ありがとうの一言に、もっと気持ちを込められるんじゃないかって!

できればより大きな効果を期待したい!

 欲! 欲! 強欲!

 欲にまみれたぬこじゃむの脳は叫びます。

 増やせ! 脳細胞をもっと増やせ!

 より多くの脳細胞を獲得するために何が必要かと考えました。

 感謝日記の成果を倍以上にする方法はないだろうかと。

……はっ!!

 より強力な、本物の感謝を知れば再現できるかも……!!

本物の感謝

 上辺ではなく、軽くもない、本物の感謝。

 それって、どういうものなのでしょう?

 恵まれた現代に生きるぬこじゃむには、なかなか感謝を体験する機会がない。

 そう、必要なのは感謝体験

 ――それはとても身近なところに転がっていました。

 それこそが。

ガチャ

 スマホゲームにあるガチャです。

ガチャとは

 ゲーム内のアイテムやキャラクターを入手するためのくじ引き。

 特定のアイテムを使う、またはお金を払って、引くことができます。

 しかし、宝くじの一等のように、ごく低確率でしか手に入らないものが用意されているのです。

 それは、無課金ユーザー(無料で遊べるという話に食いついた虫=ぬこじゃむ)にとっては高嶺の花。

 悪辣な運営会社ばかりでないことが救いですが、なかなか当たりを引くことはできません。

 日々、地団太を踏んでいます。

ほぎゃぁああぁああ!!!

 そこに本物の感謝を見つけたのです。

圧倒的な感謝体験

  • 1パーセントを下回る当たり確率。
  • 引けども引けども出てくる不要なアイテム。
  • 当たったと思いきやハズレという心的ストレス。
  • もう一回、もう一回と挑戦し続け……
  • 気づけばガチャを引くためのアイテムはあとわずか。

 いったいどんな心理状態でしょう?

 そう、苦悩。

 そして、願い。

 絶望をすぐそこに感じながら、しかし目をそらし続けたその最果て。

 目の前に広がるのは一面の穴! 穴! 大地の終わり!

 しかし。

 そこで出るのです。

 狙っていたアイテムやキャラクターが!

 喉から手が出るほど欲しかったあの! あの! あのッ!

 感謝! 圧倒的な感謝体験! これぞ本物! ああ感謝っ!

落ち着きなさいよ

 ふぅ。

『苦悩と願い』が『叶う(成就する)』ことによって『本物の感謝』が生まれます

「マインドマップは便利だけど、ありがとうが軽い」と思ったのは、この『苦悩と願い』が足りなかったからなのです。

 苦悩も願いも感じる暇さえなく、目的が達成できてしまった。

 だから「ありがとう」が軽くなってしまったというわけですね。

次回、最終

一年間で新しい脳細胞が4千万個増える感謝の日記 その③

『アルティメット感謝日記』へ続く!

つぎでさいご

やっと終わってくれるんだ。ありがとう(本物)

ひどいっ

コメント投稿